島に吹く風

今日で島を離れる事になったベベンコビッチオーケストラのリーダー。
3月は別れの季節...
島の港では皆が紙テープでお別れします。

風に吹かれる紙テープが何とも言えない彩り。

拡声器でお別れの言葉。

楽しく踊っての見送り。　

船が出て行く瞬間が本当に悲しいよな〜。

この「フェリー福江」ともお別れ。

春夏秋冬〜島に吹く風〜

島ば遠く離れて暮らしていて　寂しくてどうしようもない時や
我慢の限界がきた時には　借金してでん帰ってくれば良い

あがんいつも帰ってくる時は　お盆とか正月くらいしかないから
春と秋ん島ん景色ば忘れっしもうたっち
笑った顔がどこか寂しくて

春の日も 夏の日も 秋の日も 寒い冬の日も
心ん中のスクリーンに故郷ん景色を映しだしてほしい

戻りとうなったらいっでんおいでよ
戻りとうなったらいっでん帰ってくればいい
戻りとうなったらいっでんおいでよ
おっだここであがば待ってるから

春ん風は別れの季節に吹き　夏ん風は賑やかな季節を舞い
秋ん風は人恋しい季節を彩り　冬ん風になって島を吹き抜ける

海風が運んで来る　遠い記憶の断片を
拾い集めてアルバムに　故郷ん優しさを残して欲しい

戻りとうなったらいっでんおいでよ
戻りとうなったらいっでん帰ってくればいい
戻りとうなったらいっでんおいでよ
おっだここであがば待ってるから

春夏秋冬の風に吹かれて